本国際ワークショップには地震・津波研究の専門家を招聘し、地球上の複数のプレートが出会い、下側のプレートがすべって地殻の下のマントルに1年間で数センチメートル沈み込む場所、いわゆる「沈込む帯」における大型地震や津波の発生およびそれにともなう災害に関する最新の研究成果を紹介していただきます。
さらに、大型地震や津波を予測する新しい方法と、そのような予測を基盤とするリスクアセスメント手法を確立する方法について討議し、実在するリスクを一般大衆に伝える方策も取り上げます。ワークショップ開催地のロドス島は地震災害を度々経験し、欧州連合(EU)プロジェクト「Transfer」(ヨーロッパ地域の津波リスクと戦略)およびヨーロッパの災害準備研究プログラム「Neartowarn」の実証地域に指定されています。