日独デザインシンポジウム「Quo Vadis Design――デザイン、何処にか行き給う――ディーター・ラムス、日本のデザイナーや学生と語る」
ディーター・ラムス(Dieter RAMS)はドイツで最も有名なインダストリアルデザイナーで、ブラウン社(家電製品メーカー)の商品デザインを手がけたことで有名です。また、less but better ならびに10の原則、また多くの作品などをとおして商品デザインの基本理念や在り方を提示し、工業デザインの世界に大きな影響を及ぼしました。その巨匠ディーター・ラムスは機能主義派の代表として日本の伝統工芸を高く評価しています。
この度ベルリン日独センターおよび Quo Vadis Design 実行委員会(DDI)はラムス氏をお招きした日独デザインシンポジウムを京都で開催するはこびとなりました。パネリストには日本を代表してグローバルに活躍する方々を交え、それぞれの活動を振り返るとともに、今後のデザインの在り方を論じる有為かつ歴史的なイベントになると考えます。モノ創りに関わる皆様方のご参加を得られれば幸いです。
なお、準備の都合上、ご参加希望の方は2016年4月12日(火)17時(日本時間)までに d.r.con@office.kyoto-art.ac.jp 宛にご氏名、ご所属・役職、メールアドレスをご連絡願います。主催機関から折り返しの連絡はいたしません。また、本シンポジウムは日本語とドイツ語で開催いたしますが、先着350名様は同時通訳ヘッドフォンの使用が可能です。
開催日: 2016年4月20日(水)、18時~20時30分(開場17時30分)
会場:
〒606-8271
京都市左京区北白川瓜生山2-116
京都造形芸術大学春秋座(京都芸術劇場)
http://www.kyoto-art.ac.jp/en/about-us/resources/kyoto-art-theater
アクセス: http://www.k-pac.org/access.html
共催機関: ベルリン日独センター、Quo Vadis Design 実行委員会(DDI)、京都造形芸術大学
後援: f/p design、公益社団法人日本インダストリアルデザイナー協会、他
参加費: 一般2000円(当日お支払いください)、学生無料 (当日、学生証をご提示願います)
プログラム
1.イントロダクション「ディーター・ラムスとドイツ工業デザイン」
2.ディーター・ラムスへのメッセージ(パネリストからのプレゼン、対話)
3.ディーター・ラムスと若手デザイナー(学生との対話)
4.サマリー
メインスピーカー: Dieter Rams 氏(インダストリアルデザイナー、ミュンヘン工科大学名誉教授)
サブスピーカー: Fritz Frenkler氏(インダストリアルデザイナー、ミュンヘン工科大学教授)
パネリスト:
黒川雅之氏(建築家・プロダクトデザイナー)
深沢直人氏(Naoto Fukasawa Design 代表)
長谷川豊氏(ソニー(株)クリエイティブセンター長)
ファシリテーター: 植松豊行氏(京都造形芸術大学 プロダクトデザイン学)