日本とドイツはそれぞれ、中央アジア・東欧諸国での法整備支援を通じて、旧共 産主義圏における民主主義の進展に寄与してきました。シンポジウムでは、両国 に蓄積された経験を比較し、市民社会を発展させ得る法体系の移転の可能性、条 件、そして障壁を、被支援国側の代表を交えてともに検討します。ツィプリース 独連邦法務大臣、廣渡清吾東京大学教授など、政界と学界の第一人者を招き、法 体系移転の「なぜ」、「なにを」、「いかに」をさぐります。