Two participants are using medical technology

Junior Experts

Junior Experts Exchange Program 日独若手専門家交流

日独若手専門家交流は民間研究所または公の研究機関に勤める日独の青年研究者を相手国に派遣する事業で、これをもち日独間の相互理解を促進し、ノレッジ(知)の交換と意見の交流を目指します。

ベルリン日独センターは20年以上前から「Junior Experts Exchange Program」(日独若手専門家交流プログラム)を実施しています。本プログラムは自然科学部門の研究に携わっている日独の若手研究者を年に一度、一週間の相手国訪問旅行に招待し、自然科学やテクノロジーに関するテーマに関する情報収集や意見交換の機会を提供するものです。目的は相手国の研究状況に対する持続的な関心を喚起することですが、日独の若手研究者の交流を促進し専門知識の交流を図ることで研究者間のネットワークを構築し、長期的には日独共同研究や相手国における研究滞在に結びつけることも目指します。

2007年から年間テーマを設定してプログラムを実施しています。2023年度のテーマは「グリーン水素技術」です。

対象者

本プログラムは日独の公的研究機関や民間企業の研究部門に所属する40歳以下であることの研究者または幹部候補者を対象としています。相手国訪問の際には活発な意見交換・知識交換を通じて相互理解を深めることを目指しており、英語に堪能であることが必須条件となります。

相手国訪問プログラム

ドイツを訪問する日本代表団は8名からなり、ドイツに長期滞在した経験のないことが前提となります。応募者の選考は日本国外務省と在日ドイツ大使館が協力して当たります。ドイツの研究機関や民間企業を視察する機会を提供することに重点をおく1週間のドイツ研修旅行プログラムは、ベルリン日独センターが作成します。また、1週間の研修旅行の最後には、過去に本プログラムに参加したドイツ人研究者も招待するワークショップを開催し、日独の研究者同士の交流の場を提供します。ドイツ研修旅行の予算は独連邦教育研究省の拠出によるものです。
日本を訪問するドイツ代表団は6名からなり、在ドイツ日本国大使館およびベルリン日独センターが選考に当たります。日本国外務省が資金を提供して実施する1週間の日本研修旅行では研究機関の視察や企業の訪問を通じて日本の研究者や専門家との意見交換・知識交流を図ります。

締め切り

プログラムへの参加応募は2023年5月07日でした。